小正月の朝は粥を食べる習慣があり、平安時代の「延喜式」には、天皇・皇后らに七種粥(ななくさがゆ:この場合は7種類の穀類の粥)、諸臣に小豆粥とあり、今も一般に小豆粥を食べる。
年神や祖霊を迎える行事の多い大正月に対し、小正月は豊作祈願などの農業に関連した行事や家庭的な行事が中心となる。松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、女正月という地方もある。